もののけ姫アシタカの腕のあざが消えないのは何故?呪いの理由と最後解けたのか?

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映画
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もののけ姫は1997年にスタジオジブリが発表した

長編アニメーション映画作品で、

監督は宮崎駿。興行収入193億円を記録し大ヒット映画となりました。

冒頭のシーンで作品の主人公であるアシタカが

タタリ神に襲われ、腕にあざの呪いを残されてしまいます。

その後呪いを解くために旅に出た途中、もののけ姫と呼ばれるサンとエボシに出会います。

物語のクライマックスで、首を奪われた事で暴走していたシシ神に首を還し、呪いは解けたのですが

うっすらとアシタカの腕にはあざが残っていました。

何故、呪いが解けたのにあざが残っているのか・・・

今回はその理由と呪いの意味についても考察しました。

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もののけ姫:アシタカの腕にある呪いの意味とは

それではアシタカの腕にある呪いについて調べました

 

タタリ神に呪われてしまう

アシタカはエミシ一族の長になる為の教育を受けた、王家の血を引く少年。

ある日、タタリ神に襲われていた女の子達を助けるために

アシタカは弓で目と眉間を射てタタリ神を殺してしまいます

そしてアシタカの右腕にタタリ神の呪いが蛇のように巻き付いて真っ黒なアザを残しました。

それは「強大な力を与える代わりに、少しずつ呪いが進行して命を奪っていく」というもの

 

その呪いを解くためにタタリ神が来た西方へ旅立つことになりました。

 

アシタカの呪われた腕が暴れる


タタリ神の「呪い」には不思議な力がありました。

アシタカは巨大な腕力を発揮するようになります。

しかし、力が発揮できる代わりに身体が蝕んでいきます。

そして、

人を傷つけようとしたり、タタリ神が恨みを持っていた人が近くにいたりすると、呪いが暴れ出し、制御できないあざの力のせいで殺す事になりますが

その後は呪いが進行していきます・・・

 

タタリ神と何か

タタリ神とはナゴの守(かみ)と呼ばれる神

元々は現在のタタラ場の領域にあった森に生息している猪神達を束ねる主であり、森を切り開こうとする人間を排除し続けていました。

しかし、エボシ達は砂金を採るためにはナゴの守がいる

森林を切り開かなかればいけないため、

エボシが石火矢衆(銃を携えた集団)を連れて、ナゴの守りを倒してしまったのです。

そしてナゴの守りが人間に恨みを持ったタタリ神になってしまいました。

 

呪いの意味とは

冒頭のシーンでアシタカに殺されてしまったタタリ神はドロドロになり、

「汚らわしい人間どもめ我が苦しみと憎しみを思い知るがいい」と言って溶けるように消えてしまいます。

これは「お前たち人間が何をしたのか思い知れ」と言う意味にもとれます。

そして

タタリ神の腹わたから鉄砲で撃ったと思われる鉄の鉛の弾が出てきます。

それはエボシが打った銃弾でした。

人間は私利私欲のため、自然を破壊し、森に生息している猪神を

鉄砲で撃ったのです。

そして彼らに対する憎しみによって呪いを持つタタリ神へと変貌を遂げたのでした。

 

アシタカの腕のあざが消えないのは何故?

アシタカのあざが消えないのは何故か、

最後のシーンについて調べました。

 

最後に呪いは解けて消える

物語のクライマックスで、

シシ神がエボシの新石火矢で首を飛ばされてしまい、シシ神が暴走をしてしまいます。

アシタカとサンが首を返し、シシ神の風を浴びた後、呪いは消えましたが

薄っすらとあざは残ったままでした。

 

手のあざは残されたメッセージ

アシタカの呪いは解けたが、あざを残した理由について

宮崎監督は「わざとすべてのあざを消さなかった」

「痣が完全に消えたんじゃなくて、いつまた再発するかわからないものを抱えて生きていくんだというほうが、本当らしく感じていると思います。」

と話しており、

「二度と同じ過ちを犯すな」

という思いがこもったメッセージだったそうです。

 

人間が犯した過ちを忘れないようにと言う意味が込められていたのですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

もののけ姫アシタカの腕のあざが消えないのは何故?

呪いの理由と最後についても考察しました。

アシタカはタタリ神に襲われ、腕にあざの呪いを残されてしまいます。

呪いを解く旅に出て、サラやエボシと出会います。

最後のシーンでは無事にアシタカの呪いは解けたのですが

あざは薄っすらと残っていましたよね、

これは宮崎監督がわざとあざを残していて、

「二度と同じ過ちを犯すな」

という思いがこもったメッセージだったそうです。

人間が犯した過ちを忘れないようにと言う意味が込められていたのですね。

人間と自然との共存について、とてもメッセージ性のある物語だと思いました。

 

 

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