ダンジョン飯に登場するマルシルは、ライオスのパーティの一員です。
レッドドラゴンに食べられてしまったファリンを救うためにライオス達とダンジョン攻略を目指します。
強力な攻撃魔法を駆使し、また多少の回復術の他、防御、罠や鍵の解除まで様々な魔法を扱う事ができます。性格は明るくて感情表現が豊か。気が強い一面もあり、時々仲間とも口喧嘩することも。
魔術の知識は豊富で、学生時代は「学校はじまって以来の才女」と言われるほど。
そんなマルシルですが、種族はハーフエルフと言われています。
今回はマルシルの種族についてと、迷宮の主となり、最後は死亡するのかについて解説します。
ダンジョン飯：マルシルはハーフエルフ？
マルシルはハーフエルフ
ダンジョン飯のマルシルさん
アニメ化記念に絵チャで描いてみました#ダンジョン飯 pic.twitter.com/t6WbVDYGx5— あよ (@ayosanri009) August 13, 2022
マルシルは宮廷魔術師でエルフの母と、宮廷歴史学者でトールマンの父を持つハーフエルフということが、原作の69話で明らかとなっています。
ハーフエルフの寿命
マルシルは、シスルに長命種と短命種の混血は生命として失敗と言われてしまいます。
しかし、短命種より丈夫でエルフを凌ぐ長寿。
ただ、寿命や成長速度が不安定なため、子供を授かることが出来ないそうです。
子供の頃友達がいなかった
マルシルはハーフエルフのため、成長速度が不安定で、子供の頃は友達がいませんでした。
そのため、マルシルがある程度大きくなるまで、年の近い遊び相手は父親だったそうです。
父は82歳で亡くなっており、マルシルはもう少し一緒に居たかったと言っていましたが、トールマンの平均寿命は60歳なので、だいぶ長生きだった事がわかりますね。
マルシルは迷宮の主となる？
翼獅子の封印を解き、迷宮の主となる
ダンジョン飯やっとここまでよんだ
翼獅子かわいいけどマルシルがいいように使われちゃうのだけはやだ〜 pic.twitter.com/abSyhdaGU1— 武蔵@黒霧島 (@musashimaru04) June 5, 2022
ダンジョンを封じに来た「カナリア隊」に問い詰められ、マルシルは皆を助けたい気持ちから、咄嗟に迷宮の主になる事を宣言してしまいます。
宣言した事で翼獅子の封印を解き、マルシルが迷宮の主になってしまいます。
マルシルの望み
ダンジョン飯に出てくる有翼獅子みたいな顔… pic.twitter.com/6VhKa0PcvZ
— えどえもん (@edo_ein) October 1, 2022
マルシルの望みは、人種による寿命の差をなくすことでした。
マルシルがハーフエルフなので、仲間たちが亡くなっても自分だけ生き残ることに対して、
「100年でも500年でも皆とあってお話できる可能性がほしい、迷宮の力を用いれば現実になる。」と仲間たちに訴えます。
それを聞いた翼獅子は「うまくいく、欲がある限り私が力を与えてやる」
「しかし私の力が及ぶ範囲は迷宮内だけ」と意味深な発現をしていました。
そしてその欲望に付け込まれてしまうことになります。
マルシルの孤独には共感しても、他種族の寿命を勝手に操作するのはやはり良くないと思ってしまいますね。ライオスもその点について反対していました。
ミスルンと戦い殺害する
翼獅子の正体は、かつてミスルンの身体の両耳と片目を潰した上に彼の「全ての欲望」までも食い尽くした悪魔。
ミスルンはずっと悪魔である翼獅子を殺すためだけに生きていました。
そして翼獅子を倒すためにマルシルを殺す決意をするミスルンはマルシルと対峙し、
「悪魔はお前の欲望を煽り意のままに操っている、お前はの欲は悪魔にとっていい餌だ」と訴えますが、翼獅子に操られていたマルシルは魔法でミスルンの頭を吹き飛して殺害しました。
マルシルの最後は死亡する？
翼獅子によって操られてしまったマルシル。
マルシルは最後死亡してしまうのでしょうか？詳しく解説していきます。
マルシルは死亡しない
ダンジョン飯12巻読んだ。
クライマックスに近づくにつれライオスがカッコ良く決めてくれる場面が多くなり、我々トンチキ系PLに主人公力の大切さを教えてくれる。
最後のシーンはマルシルさんずっと寂しかったんだろうなぁという気持ちと勢いで誤魔化されてね？という気持ちががっぷり四つに。 pic.twitter.com/nW2K5YX1Y0
— 月竜の人 (@Lunatic_Dragon) August 20, 2022
マルシルは翼獅子によって抑制心を失い、自分の欲望を果たすことしか考えられなくなっていました。
マルシルを止めるには翼獅子を倒すこと。
そして、翼獅子には「人の欲望を永遠に味わいたい」と言う本能や特性がある事を見抜いたライオスは、
マルシルを救うため、気を逸らして時間を稼ぎつつ、彼女の欲望の無謀さと迷宮の力の歪さを説き、そこには幸福はないと訴え、遂にマルシルの説得に成功しました。
迷宮の主を手放す
自分の欲望の無謀さに気づいたマルシルは迷宮の主を手放す決意をします。
そしてライオスの持っている剣に巻き付いている翼獅子を再び封印。
一旦は封印に成功しますが、翼獅子を倒したわけではありませんでした。
迷宮の主をやめる方法は、死ぬか、迷宮を離れるか・・・
そこでライオスは自分が翼獅子を倒す事を誓い、翼獅子に挑む決意をします。
ライオスは翼獅子に食べられてしまいますが、「必ず食い返して見せる」と言い、最後は翼獅子を倒すことに成功しました。
ライオスのお陰で、マルシルは死亡することはありませんでした。
まとめ
・マルシルは宮廷魔術師でエルフの母と、宮廷歴史学者でトールマンの父を持つハーフエルフ
・翼獅子の封印を解き、迷宮の主となる
・マルシルの望みは、人種による寿命の差をなくすこと
・ミスルンと戦い殺害する
・迷宮の主を手放す
・ライオスが翼獅子を倒し、マルシルは死亡しなかった
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