もののがたり黒幕の八衢黒檀 (やちまたこくたん) の正体とは？ 裏切りの理由と唐傘との関係について

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もののがたり
2023.06.21
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もののがたりに登場する八衢黒檀（やちまたこくたん）という人物は

塞眼(さえのめ)御三家のうちのひとつ、

八衢家(やちまたけ)の代表です。

黒檀は塞眼でありながら、なんとなく怪しい人物に見えます。

そして婚礼調度排除の黒幕と言われていますが、

その理由と唐傘との関係、また八衢家についても考察しました。

 

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もののがたり：八衢黒檀の正体は？

八衢黒檀（やちまたこくたん）とは

塞眼御三家と呼ばれる

●岐家(くなとけ)

●辻家(つじけ)

●八衢家(やちまたけ)

のうちのひとつの、八衢家の代表を努めています。

目つきも鋭く、好戦的であり敵意を向けた者には会合中であろうと攻撃の命を下します。

妻の紅緋(べにひ)は誅罰執行者筆頭で、黒檀の護衛も務める。

娘の菫(すみれ)は右眼が隻眼の少女。黒檀の娘にして八衢家の次期当主

 

八衢黒檀は黒幕？裏切りの理由とは

八衢黒檀は婚礼調度排除の黒幕でした。

唐傘を味方につけ、自らの身体を喰わせていました

 

裏切りの理由

黒檀は以前よりぼたんを自身の管理下に置くことを進言していた。

これに関しては叶えていたが、

ぼたんの強力な護衛である婚礼調度が邪魔だった。

ぼたんを手に入れるため、唐傘を利用し、婚礼調度を消そうとしていました。

 

娘である菫までも利用

ぼたんの護衛として長月家にやってきた菫(すみれ)ですが、

黒檀の指示により長月家の調査をさせられていました。

菫は長月家に隠された秘密を探るために、地下へ侵入した際、何者かに襲われます。

そして菫を襲ったのは婚礼調度ではないかと疑いをかけられ、

塞眼に牙を向いた罰として婚礼調度が処刑される事に。

しかし、同じくぼたんの護衛として長月家にやってきた辻家のユリが

ぼたんと協力し、処刑の祭壇を妨害することに成功。

黒檀を怪しいと感じていたユリの言葉から、

実は菫の父、黒檀が娘を襲ったことが判明します。

全ては婚礼調度を抹殺するためにしかけた罠だったことがわかり、

菫はそれに利用されただけだったのでした。

 

唐傘との関係や黒檀の目的は何か？

唐傘との関係、黒檀の目的について調べました。

 

黒檀は唐傘にわざと喰わせていた


黒檀はぼたん略奪のために唐傘を利用していました。

唐傘に、「俺を貸してやる」といい、「心体の主導権は俺が握る」

と、唐傘に自分の身体の一部を喰わせていました。

唐傘に喰われていた黒檀の目は、唐傘特有である模様になっていました。

 

唐傘を利用した理由

唐傘は主(あるじ)を求めていた。

そして現人神を己が崇める神の座に据える算段をたてていました

それを使えると思った黒檀が

「唐傘の懐に入り、やり方を知り、

主となった現人神の制御権を人間が抑えられたら

湧き出る付喪神を今後従えることができる」

と言っていましたが

本来の目的は違っていました。

 

黒檀の本当の目的は何か

黒檀の目的は

「全てを管理可能な新たな体制を作り上げ

現人神をこの手にし、自身が現世を治めるため」でした。

 

そして

「俺にしか成し得ぬ形で俺の正義による秩序ある世界を築く為だ！」

と、自分の野望を叫びますが

最後は娘、菫が「人に仇す付喪神に憑かれた貴方を粛清します」と言い、

父である黒壇を射殺し黒檀は最後を遂げるのでした

 

まとめ

いかがでしたでしょうか

もののがたりで黒幕と言われている八衢黒檀（やちまたこくたん）

の正体、裏切りの理由と唐傘との関係について調べました。

まさか黒檀が黒幕だったとは驚きました。

しかも娘である菫までも利用していたとは・・・

見た目も怖くて、目つきが怪しい人物だたなと思っていましたが

唐傘に自分の身体を食わせてまで現人神を手に入れ、

現世を支配したいと考えていたのですね。

裏切り者だった黒檀ですが、最後は娘によって粛清されました。

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