映画「美女と野獣」の実写版はフランス版(2014年)と
ディズニー版(2017年)の2つあるのをご存知でしたでしょうか?
有名なのはディズニーの実写版ですが、
映画を見た人の感想から、フランス版の方が原作に忠実にできていて、
映像もとても美しいと言われています。
今回はディズニー版とフランス版の2つの違いについて考察してみました。
「美女と野獣」
ディズニー版(ディズニー+)とフランス版(アマプラ)
見比べてみよう🦁 pic.twitter.com/wZPrOHwwet— ❁るうꪔ̤くるん❁ (@Ux_xUruux) May 6, 2023
「美女と野獣」の実写版は2つある?
2017年に公開されたれた、エマ・ワトソン主演の実写版「美女と野獣」はとても有名ですが、
実は2014年にもフランス版の「美女と野獣」が実写化されていました!
それではフランス版の「美女と野獣」のあらすじや、ディズニー版との違いについて調べました。
フランス版「美女と野獣」とは?
実写版「美女と野獣」のフランス版は2014年に公開
主演はフランスを代表する女優レア・セドゥ
1946年に詩人のジャン・コクトーが実写映画化しました。
どうしてもディズニー版が目立ちがちだけど、フランス版『美女と野獣』も衣装、お城、レア・セドゥの芸術点が高くて好き pic.twitter.com/li5wBepyHw
— おすし (@osushi_cinemaa) April 11, 2023
フランス版「美女と野獣」の簡単なあらすじ
#美女と野獣
L・セドゥとV・カッセル主演でのフランス版。監督が大好きな『サイレントヒル』のC・ガンズ監督と知って再鑑賞🎬(初めて隙間時間で観たちょっと思い出の作品)
ダークで少し大人な雰囲気に圧倒的な映像美✨衣装も流石フランスと思う🇫🇷世間の評価は割れるけど、私はディズニー版並みに好き🌹 pic.twitter.com/rkWKHOXUPG— coco_movie (@coco_movie) January 24, 2023
ベルは裕福な商人の父親と3人の兄、双子の姉と暮らしていましたが、ある日船が嵐で沈没して破産をしてしまいました。
難破した船が見つかったと連絡が入り、また昔の生活に戻れると喜んだ父はその場へ向かいますが船は借金のカタとなり、戻ることはありませんでした。
その帰りに野獣の不思議な古城にたどり着きます。
そして「薔薇をお土産に」と言っていたベルの言葉を思い出し、その古城からバラを盗みますが、
野獣に見つかり命を差し出せと言われてしまいます。
ベルは責任を感じ、父の身代わりに、野獣の城に囚われます。
死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要してきません。
やがてベルは、睡眠時に見る夢の中で、ベルは野獣の真実、悲劇を知ります。そして野獣の恐ろしい姿の下にある、もう一つの姿に気付き始めます・・・
ディズニー版とフランス版の違いについて考察
それではディズニー版とフランス版の違いについて考察しました
野獣になった経緯が違う
ディズニー版は野獣になった経緯はあまり詳しく描かれていませんでしたがフランス版は野獣になった経緯が細かく描かれています。
【ディズニー版】
困っている老女を見た目の悪さから助けなかった王子が
その老女に野獣にされてしまいます。
「容姿で人を判断してはいけない」と言う意味が込められているそうです。
魔法を解く方法は、魔法のバラの花びらがすべて散る前に、人を愛し愛されることです。
【フランス版】
かつて王子は婚約していた王女がいました。王女は黄金の雌鹿を殺さないようにと頼んでいたのですが、王子は矢を放ちます。
実はその雌鹿は王女で、森の精霊でした。
雌鹿に姿を変えているときに王子によって矢で射られてしまったのでした
これに怒った森の神である父に呪われて野獣の姿になってしまいました。
そして人間の女性から愛されなければ、本来の姿には戻れない魔術をかけられてしまったのです。
フランス版にはガストンが登場しない
ディズニー版ではベルに恋をし、最後は野獣と対決するガストンですが、
フランス版にはガストンが登場しません。
ペルデュカスという人物がガストンに近い存在かと思われます。
野獣を好きになる描写が違う
【ディズニー版】
ディズニー版ではベルと野獣の過ごす時間も多く、
野獣の優しさにベルが気づき、段々と好きになっていく。
と言うストーリー展開で、とてもわかりやすいです。
【フランス版】
フランス版ではベルが野獣に惹かれる理由や過程の描写が少なく
2人はほとんど話しません。
夢の中で、王子は野獣のことではないかと気づき、惹かれていくと言う
感じでロマンチックさが欠けるという声がありました。
ベルの衣装の違い
美女と野獣
お馴染みのみんな大好き「朝の風景」のミュージカルシーン、ワクワクした
この歌最高よな!
エマワトソンかわいすぎるシンデレラも美女と野獣もドレスの躍動感が本当に美しい
回るときのドレスの動きにときめく
もうドレスが1番ファンタジーすぎるのよ
最後モーツァルトだらけやんけ pic.twitter.com/GlbHqDLrHJ— 汗のマークの救助隊 (@asenomark99) April 20, 2023
【ディズニー版】
アニメ版と同じく黄色いドレスのベルの衣装が印象的でした。
また、ベルが来ている町娘の衣装もとても可愛いですね。
語彙力失う美しさのフランス版美女と野獣のレアセドゥ。 pic.twitter.com/4Vbq0nKkBd
— 🌸ito🌸 (@1akaiito) February 11, 2023
【フランス版 】
フランス版のベルは豪華なドレスが毎日変わります。
とてもゴージャスでアイボリー、青、緑、赤をのドレスを着用していました。
フランス版を観た人の感想
久しぶりにフランスの「美女と野獣」流してる。
ドレスも素敵だし、イッヌ可愛いし、全てが美しくて好き。 pic.twitter.com/nuBc4oQb5C
— sumika💉×4 (@sumika0713) May 9, 2023
●ストーリーと映像が美しく、いい意味で裏切られた。
家族のキャラ立ち、野獣のいいところ、美女が野獣に惹かれるまでももっと丁寧に描かれるととなお良い
●エマワトソン版のディズニー映画と比べると結構違う感じがする!
美術や衣装が素晴らしくて観てるだけで優雅な気分になれてよかった
●ディズニーとは一味違い、自然豊かな神秘の物語に色づけされてます。ファンタジー要素が強いですが、これはこれで楽しめます。
●映像美とドレスがめちゃくちゃ綺麗。こっちの方が原作に忠実らしい。
映像は凄く綺麗だけど、ベルが野獣を愛する経緯がよく分かんなかった。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
美女と野獣の実写版は2つあり、フランス版とディズニー版との違いについて考察しました。
フランス版はより原作に近い作品となっています。
そして、ディズニー版との一番大きな違いは王子が野獣になった経緯で、
フランス版は愛する王女を自らの手で矢を放ち、殺してしまった罪により
父である森の神に野獣にされてしまいます。そして魔法が解ける方法も違いました。
ディズニー版は明るくミュージカル要素が多い感じで
フランス版は少し暗いですが映像も素晴らしく、大人の美女と野獣と言うイメージでした。
ディズニー版もフランス版もとても素晴らしい作品ですので
両方観てみるのもいいですね。
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