「コクリコ坂から」は、原作者:高橋 千鶴、 佐山 哲郎、
監督:宮崎吾朗による、スタジオ・ジブリのアニメ映画で
高校生の松崎海(メル)と風間俊(かざま しゅん)との恋模様を描いた作品
映画版の時代設定は東京オリンピック前年の1963年となっていて、
戦後の時代と、戦争を経験した親世代の頃の時代設定です。
そんな「コクリコ坂から」を観た人たちからは、
気持ち悪い、面白くない、意味がわからない。と言う声が多くありました。
今回はその理由について考察してみます。
ご視聴ありがとうございました😄
来週7月14日(金)はいよいよ
スタジオジブリ最新作が公開🎉それを記念して
3週連続 #夏はジブリ#コクリコ坂から を放送📺ジブリが贈る青春物語😊
古い部室棟の保護に取り組み、
惹かれ合う2人に、衝撃の運命が…#上を向いて歩こう pic.twitter.com/KApGxmqtZg— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023
「コクリコ坂から」が気持ち悪いと言われている理由
「コクリコ坂から」が気持ち悪いと言われている理由について調べました。
兄弟愛が気持ち悪い
I’m in love with you. Even if we’re related… my feelings will never change. /私、風間さんが好き。血が繋がっていても、たとえ兄妹でもずーっと好き!(松崎 海/コクリコ坂から)https://t.co/AL2DW4glnw
— ジブリで英語 (@GhiblideEnglish) November 30, 2022
主人公の海と俊はお互い惹かれ合い、恋をしますが
海の父は俊の父と同一人物であり、戸籍を調べたところ、自分たちが兄妹であることが分かります。しかし、お互いに惹かれ合っている2人は
「兄妹でもずっと好き」と告白し合うシーンがあります。
このシーンについて、
「兄妹の恋愛が気持ち悪い」「ジブリ作品に合わない」
と言った声が一番多かったです。
確かに、兄妹とわかても好きと言うのはちょっと抵抗ありますね・・
実は兄妹でなかった
ご視聴ありがとうございました😄
来週7月14日(金)はいよいよ
スタジオジブリ最新作が公開🎉それを記念して
3週連続 #夏はジブリ#コクリコ坂から を放送📺ジブリが贈る青春物語😊
古い部室棟の保護に取り組み、
惹かれ合う2人に、衝撃の運命が…#上を向いて歩こう pic.twitter.com/KApGxmqtZg— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023
俊は海の兄ではなく、俊は事故で亡くなった友人から父が引き取ってきた子だったことがわかりました。
父親は自分の子として役所に届け出ますが、両親は俊を育てる余裕が無く、父の知り合いである俊の養親に譲り渡していたということがわかります。
このストーリー展開についても
実は血の繋がりはなかったにしても恋愛関係を貫こうとしていたところに
気持ち悪いと言った声がありました。
また、
「俊は実子として役所に届けたあとで養子縁組されてるストーリーだったはずなので その戸籍で彼女と結婚できるのだろうかという疑問が湧いてくる」
と言った声もありました。
家族で安心して見れない
前途の通り、ジブリ作品にはあるまじき禁断の兄妹愛を扱っていたことについて、
「ジブリ作品は安心して子供と楽しめる作品が多いのに、
こうも昼メロ的にドロドロしたストーリーを展開していいのだろうか?」
という声がありました。
小さな子どもには理解が出来ないかもしれませんね。
意味がわからない理由について
意味がわからない理由について調べました。
海なのになんでメル?
主人公の海(うみ)ですが、人によってメルと呼ばれています。
北斗に「海をフランス語に訳すと、ラ・メールになる」と教えられ、北斗や友人からはメールがつまってメルと呼ばれているそうですが、
映画のではその由来は触れられていないため、
意味がわからないと言われています。
突然名前が変わるとあれ?とついていけなくなりますよね・・・
説明が欲しいです。
海が1人で働いているのは?
#7月は3週連続ジブリ祭り
まぁちゃんの企画好き❤️💖💖
コクリコ坂からの朝ごはんが好きです💖
メルちゃんが一生懸命にご飯を作るシーン
に憧れます。家族揃って食べるのなんか
見てるだけで幸せです🥹💖
こんなのでいいかなぁ?😭 pic.twitter.com/ZYT6v18CRp— あゆち✩✬✭ (@Aymi62) July 5, 2023
海が暮らしている家は、下宿屋「コクリコ荘」を営んでいるそうです。
父親は亡くなっていて、母は留学しているため、「コクリコ荘」を切り盛りして守っているのが海という設定。
しかし、海が1人で大人数の食事や家事をこなしているため、
「学生である主人公が下宿人や兄妹の食事作ったりして、どういう設定なのか、説明ない」
という疑問の声がありました。
とにかく海が文句も言わずずーっと働きっぱなしなので、大丈夫かしらと
気になります・・
時代背景についていけない
8月金ローでコクリコ坂からやるじゃん😭大好き😭ジブリ作品の中ではマイナーかもだけど😭メルが長澤まさみで最高にかわいいし風間が岡田准一で水沼が風間俊介っていう一瞬訳わからん感じも良いし学生運動盛んな時代感もいいし大森南朋とか石田ゆり子もいいし、、ガチの「貴様」呼びが聞けるのも良い💯 pic.twitter.com/1luBM0UKEJ
— ぽんさん🐕⚽️🏀 (@pon_4899) July 20, 2020
1960年代頃の日本は学生運動が盛んでした。
映画の中でも学生運動が多く見られますが、
学生運動になじみのない世代からすると、違和感を感じざるを得ないと言った声がありました。
「カルチェラタン存続に青春を捧げている意味が分からない」
と言った声もありました。
突然歌い出すのは何故?
コクリコ坂からのシーンで、学生も大人も突然歌う場面が多くあります。
1960年代の当時は「歌声喫茶」が流行っており、
人が集まると歌を歌うということが多かったそうですが、
やはり突然歌い出すシーンについて、
「いきなりみんなで歌ってどうしちゃったの??」
「突然歌い出すのはなんで?」と言った声がありました。
昭和の時代の人たちは元気があり、集まると肩を組んで歌を歌うという
イメージがありますよね。
小さい子供には理解できない
1960年代頃の時代設定のため、
昭和のレトロな描写も多く、小さな子供と観るのには難しい内容かもしれません。
「その時代を知らない若い子には不可解」
「団塊世代の青春ものの色彩が強すぎる」といった声がありました。
しかし、当時を知る高齢の方には懐かしい気持ちにさせてくれる映画なのかもしれませんね
面白くないという声
面白くないという声についてまとめました。
『コクリコ坂から』賛否両論あるけども、やっぱり面白くない。30分経っても全然話が始まっている感じがせず、そのまんまメリハリなくラストまで続く。アニメーションってもうちょっと見ているだけでも楽しいはずなのに、吾郎のやっているのは『ラジオドラマ』のように感じてならない。
— どんぐり虫【Bellyhole SEEDS】💙💛 (@Harasakeohkami) July 8, 2012
コクリコ坂から面白くない
— ken (@kelvin12240711) January 11, 2013
録画したけど見るの忘れてたコクリコ坂から見たんだけど…全然面白くないな。ナニコレ(・∀・)?
— 赤い精神体 (@aka_otoko) January 25, 2013
#金曜ロードショー #コクリコ坂から これ映画館に観に行ったけど面白くなかったわ・・・ pic.twitter.com/DudhsZ6qws
— 宇仁田(うにた) (@unixtower2nd) July 7, 2023
●安っぽいメロドラマ・・・
●なんかあまりパッとしないと思ってしまった。ジブリというだけで自分の中でハードルが上がってしまうせいかな。
●お年寄りは良いけど、若者たちにはちとつまらないかも。
●ジブリだからといって、子供さんが観たら、全然おもしろくないって感じると思う。
やはり、若い世代や小さい子と見るのは、時代設定が少し難しいかもしれませんね
面白いという声
来週放送の「コクリコ坂から」
ワイは好きな作品。時代は東京五輪の前年、今70歳過ぎくらいの世代が10代だった頃の話やな。
道路も未舗装だし工場からカラフルな煙が出ちゃってるけど、戦後復興から高度経済成長に入る前の人々の熱気が感じられる。
こういう作品は好きやな。 pic.twitter.com/FV7ssJQtAb
— 白之進 (@kuroarsan) July 7, 2023
面白いという声も集めてみました。
●映像、音楽を含めてレトロ感、懐かしさがたまりません。なんか懐かしいって安心する。音楽もぴったり合っていてカッコいい。
●携帯もインターネットもない時代、コミュニケーションはストレートだった。それがとても気持ちよく、一つ一つのせりふが心に響いた。
●穏やかな気持ちで観終えました。朝の連続ドラマみたい、品良く爽やか。静かな海の描写が美しいです。
青春ドラマみたいで面白いという声や、懐かしい風景がたまらないと言った声が多かったですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コクリコ坂からが気持ち悪いし面白くない?意味がわからないと言われている理由について考察しました。
気持ち悪いと言われていた理由については
ジブリ作品にはあるまじき禁断の兄妹愛を扱っていたことについて、気持ち悪いと言った声が一番多かったように思います。
また、意味がわからないと言われていた理由については時代背景がついていけないという声が多くありました。
映画版の時代設定は東京オリンピック前年の1963年となっていて、
その頃の日本の風景や学生運動が盛んな時代を描かれているので
若い世代にはついていけない、わからないと言った声が多くありましたが、
一方でその世代の人たちからは「懐かしい風景がたまらない」と言った声もありました。
ジブリ作品にしては珍しい恋愛ものですが、感動するシーンも多くありますので私は良い作品だと思いました。
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