コクリコ坂からが気持ち悪いし面白くない?意味がわからないと言われている理由についても考察

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映画
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「コクリコ坂から」は、原作者:高橋 千鶴、 佐山 哲郎、

監督:宮崎吾朗による、スタジオ・ジブリのアニメ映画で

高校生の松崎海(メル)と風間俊(かざま しゅん)との恋模様を描いた作品

映画版の時代設定は東京オリンピック前年の1963年となっていて、

戦後の時代と、戦争を経験した親世代の頃の時代設定です。

そんな「コクリコ坂から」を観た人たちからは、

気持ち悪い、面白くない、意味がわからない。と言う声が多くありました。

今回はその理由について考察してみます。

 

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「コクリコ坂から」が気持ち悪いと言われている理由

「コクリコ坂から」が気持ち悪いと言われている理由について調べました。

 

兄弟愛が気持ち悪い


主人公の海と俊はお互い惹かれ合い、恋をしますが

海の父は俊の父と同一人物であり、戸籍を調べたところ、自分たちが兄妹であることが分かります。しかし、お互いに惹かれ合っている2人は

「兄妹でもずっと好き」と告白し合うシーンがあります。

このシーンについて、

「兄妹の恋愛が気持ち悪い」「ジブリ作品に合わない」

と言った声が一番多かったです。

確かに、兄妹とわかても好きと言うのはちょっと抵抗ありますね・・

 

実は兄妹でなかった

俊は海の兄ではなく、俊は事故で亡くなった友人から父が引き取ってきた子だったことがわかりました。

父親は自分の子として役所に届け出ますが、両親は俊を育てる余裕が無く、父の知り合いである俊の養親に譲り渡していたということがわかります。

このストーリー展開についても

実は血の繋がりはなかったにしても恋愛関係を貫こうとしていたところ

気持ち悪いと言った声がありました。

また、

「俊は実子として役所に届けたあとで養子縁組されてるストーリーだったはずなので その戸籍で彼女と結婚できるのだろうかという疑問が湧いてくる」

と言った声もありました。

 

家族で安心して見れない

前途の通り、ジブリ作品にはあるまじき禁断の兄妹愛を扱っていたことについて、

「ジブリ作品は安心して子供と楽しめる作品が多いのに、

こうも昼メロ的にドロドロしたストーリーを展開していいのだろうか?」

という声がありました。

小さな子どもには理解が出来ないかもしれませんね。

 

意味がわからない理由について

意味がわからない理由について調べました。

 

海なのになんでメル?

主人公の海(うみ)ですが、人によってメルと呼ばれています。

北斗に「海をフランス語に訳すと、ラ・メールになる」と教えられ、北斗や友人からはメールがつまってメルと呼ばれているそうですが、

映画のではその由来は触れられていないため、

意味がわからないと言われています。

突然名前が変わるとあれ?とついていけなくなりますよね・・・

説明が欲しいです。

 

海が1人で働いているのは?

海が暮らしている家は、下宿屋「コクリコ荘」を営んでいるそうです。

父親は亡くなっていて、母は留学しているため、「コクリコ荘」を切り盛りして守っているのが海という設定。

しかし、海が1人で大人数の食事や家事をこなしているため、

「学生である主人公が下宿人や兄妹の食事作ったりして、どういう設定なのか、説明ない」

という疑問の声がありました。

とにかく海が文句も言わずずーっと働きっぱなしなので、大丈夫かしらと
気になります・・

 

時代背景についていけない


1960年代頃の日本は学生運動が盛んでした。

映画の中でも学生運動が多く見られますが、

学生運動になじみのない世代からすると、違和感を感じざるを得ないと言った声がありました。

「カルチェラタン存続に青春を捧げている意味が分からない」

と言った声もありました。

 

突然歌い出すのは何故?

コクリコ坂からのシーンで、学生も大人も突然歌う場面が多くあります。

1960年代の当時は「歌声喫茶」が流行っており、

人が集まると歌を歌うということが多かったそうですが、

やはり突然歌い出すシーンについて、

「いきなりみんなで歌ってどうしちゃったの??」

「突然歌い出すのはなんで?」と言った声がありました。

昭和の時代の人たちは元気があり、集まると肩を組んで歌を歌うという
イメージがありますよね。

小さい子供には理解できない

1960年代頃の時代設定のため、

昭和のレトロな描写も多く、小さな子供と観るのには難しい内容かもしれません。

「その時代を知らない若い子には不可解」

「団塊世代の青春ものの色彩が強すぎる」といった声がありました。

しかし、当時を知る高齢の方には懐かしい気持ちにさせてくれる映画なのかもしれませんね

 

面白くないという声

面白くないという声についてまとめました。

●安っぽいメロドラマ・・・

●なんかあまりパッとしないと思ってしまった。ジブリというだけで自分の中でハードルが上がってしまうせいかな。

●お年寄りは良いけど、若者たちにはちとつまらないかも。

●ジブリだからといって、子供さんが観たら、全然おもしろくないって感じると思う。

 

やはり、若い世代や小さい子と見るのは、時代設定が少し難しいかもしれませんね

 

面白いという声


面白いという声も集めてみました。

●映像、音楽を含めてレトロ感、懐かしさがたまりません。なんか懐かしいって安心する。音楽もぴったり合っていてカッコいい。

 

●携帯もインターネットもない時代、コミュニケーションはストレートだった。それがとても気持ちよく、一つ一つのせりふが心に響いた。

 

●穏やかな気持ちで観終えました。朝の連続ドラマみたい、品良く爽やか。静かな海の描写が美しいです。

青春ドラマみたいで面白いという声や、懐かしい風景がたまらないと言った声が多かったですね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コクリコ坂からが気持ち悪いし面白くない?意味がわからないと言われている理由について考察しました。

気持ち悪いと言われていた理由については

ジブリ作品にはあるまじき禁断の兄妹愛を扱っていたことについて、気持ち悪いと言った声が一番多かったように思います。

また、意味がわからないと言われていた理由については時代背景がついていけないという声が多くありました。

映画版の時代設定は東京オリンピック前年の1963年となっていて、

その頃の日本の風景や学生運動が盛んな時代を描かれているので
若い世代にはついていけない、わからないと言った声が多くありましたが、

一方でその世代の人たちからは「懐かしい風景がたまらない」と言った声もありました。

ジブリ作品にしては珍しい恋愛ものですが、感動するシーンも多くありますので私は良い作品だと思いました。

 

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