パイレーツオブ・カリビアン/呪われた海賊たちで
度々出てくる「海賊の掟」という言葉。
そしてエリザベスが「パーレイ!」と叫ぶシーンがあります。
海賊の掟とはどういうものなのか
また、パーレイの意味は何かを調べてみました
パイレーツオブカリビアンの海賊の掟とは何か?
映画のシーンで度々「海賊の掟に従う」
とか、「掟に従え・・」と言うセリフがあります。
実際に海賊の掟は存在しており、
海賊たちが自らの共同体の秩序を守るために制定していた独自の行動規範のこと。
海賊条項や合意条項とも呼ばれる。
海賊行為に関わる各種の規律統制や戦利品の分配、
負傷した仲間への補償などを予め掟や合意として取り決めていたそうです。
Wikipediaより引用
それでは
パイレーツオブカリビア/呪われた海賊達に出てきた海賊の掟、
そして「パーレイ」の意味を調べてみました。
海賊を島に置き去りにする時は銃に弾を1発込めて渡す
バルボッサは宝を独り占めするためにジャックを無人島に置き去りにしました。
その時、暑さと乾きに耐えきれなくなったときのために銃弾一発が入ったピストルを残して出航します。
「海賊を置き去りにする時はピストルに弾を一発込める。
それじゃ狩りもできないし助けも呼べない。
3週間水も食料もないとそのピストルが天の救い」
とギブスが話しているシーンがあります。
ピストルに弾を1発だけ込めると言うのは、ピストルで自殺を図るということですね
キャプテンだとしても遅れたものは待たないで出航する
エリザベスを助けるためにジャックとウィルターナーは死の島へ向かい、
ウィルターナーが無事エリザベスを救出したあと、ジャックは遅れを取り、船に乗り遅れてしまいます。
しかし、ギブスは掟に従いジャックがいないまま出航を命じます。
その掟のシーンですが、死の島へ向かう途中で、
ギブスが最悪の事態が起きたらどうするかと訪ねた時、
ジャックが「掟に従え」と言っていたシーンがあります。
パーレイの意味や実在したのか?
(´-`).。oO(パーレイ!!海賊と交渉できる、魔法のことば。)#パイレーツオブカリビアン pic.twitter.com/yayXDgqYIv
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) June 17, 2017
パーレイとは交渉と言う意味。海賊の暗号だそうで、船長との交渉権が与えられます。
パーレイを要求されたら応じなければならず、交渉が終わるまでは手出しができません。
エリザベスは海賊たちに捕まりそうになった時、
海賊たちに「パーレイ!」と宣言し、バルボッサと交渉します。
また、映画の終盤でジャックも海賊に囲まれた時使おうとしますが
なかなか思い出せず、やっと思い出して使うシーンがあり、ピンチを免れます。
実際にパーレイと言う言葉は実在していて、
英語でparley(パーレイ)とは、「敵側との交渉、談判」という意味だそうで、実際に使われていますが、
元々はフランス語のparler「話す」が語源の言葉だそうです。
そしてそのフランス語の元となったのが、ギリシャ語の「パラボレー」という言葉だそうで
「新しい事柄と既知の事柄とを合わせて考え理解する」という意味でだそうです。
すべての言葉が「交渉」と結びついてますね
掟は心得のようなもの
そんな海賊たちの掟ですが、
「掟は心得のようなもの」といい、
自分たちの都合の良いように掟を破ることがあります。
バルボッサとの交渉のシーン
タグ付けだの地雷だの云々で揉めてらっしゃる皆様にパイレーツオブカリビアンのバルボッサ船長のありがたいお言葉をお送りします。
「掟は規則というよりもどちらかと言うとただの心得だ」 pic.twitter.com/iQ4mO7CwIb— ロゼ (@ro_se_s) June 10, 2020
パーレイを申し出たエリザベスは
バルボッサに金貨と引き換えにポート・ロイヤルへの攻撃をやめさせることを交渉。
しかし、エリザベスをのせたまま港を後にします。
エリザベスは
「待って!私を岸まで連れていかなければならないわ。
海賊の掟にしたがって・・・」と訴えますが、
バルボッサは
「まず、君を帰してやる話は条件になかった。よってなんの義務もない。
第二に、海賊なら掟が適用されるが君は違う。
第三に、掟は規則と言うよりもどちらかと言えばただの心得だ。」
といい、掟をただの心得と言い放ちます。
エリザベスが乗組員に協力を求めるシーン
「掟が何よ、規則が何よ。あんなものただの心得でしょ?」
1作目、掟を理由に弱気な海賊に放った言葉。
そんな彼女が、3作目で掟を守る海賊王として、弱腰な海賊達の士気を高める。当時号泣した。
思えば彼女こそ、1作目から正真正銘の海賊だったのかもしれない。#パイレーツオブカリビアン pic.twitter.com/BX75ZcLnw6— べすた (@pacific_boy525) July 1, 2017
また、エリザベスが海賊たちによって捕まっていたギプス達を救い出し、
一緒に島へ行って戦おうと呼びかけるとギプス達は掟に従い、協力を拒むシーンで、
「掟が何?あんなものただの心得でしょ?」と訴えるシーンがあります
ギプスがジャックを迎え入れるシーン
恋愛禁止の掟破ったとか言ってるけど、昨日のパイレーツオブカリビアン見てないの?【掟】とは、【心得】だよ! pic.twitter.com/vdJmubFGnD
— てつけ (@z51_corvette) June 18, 2017
映画のラストでギプス達はブラックパール号を手に入れ、
掟に従い、ジャックがいないまま出航します。
ですが、処刑台から逃げ出したジャックを迎え入れ、
「掟はただの心得だ」といいます
まとめ
いかがでしたでしょうか
海賊の掟とはどういう意味なのかを考察してみましたが、
実際に掟が存在していたのですね!
パーレイとは交渉という意味で、
なぜエリザベスが「パーレイ」と叫んでいたのかがわかりました。
また、掟はただの心得と、都合の良いように破られてしまうので
掟は意味があるの?と思ってしまいますね。
パイレーツ・オブ・カリビアンはとても面白くて奥が深い映画ですね!
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