風の谷のナウシカ幼い頃王蟲(オーム)を隠した理由と生きていたのかについて

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風の谷のナウシカに登場する王蟲(オーム)ですが、

ナウシカが腐海に落ちてしまい、幼い頃の夢をみていた回想シーンに

ナウシカがこっそりと飼っていた小さな王蟲(オーム)が父親似に見つかり、

取り上げられ、ナウシカが泣いてしまうシーンがありました。

何故ナウシカは王蟲(オーム)を隠していたのでしょうか。

また、幼い頃に隠した王蟲(オーム)は生きていたのかについても、調べてみました。

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風の谷のナウシカ:幼い頃王蟲(オーム)を隠した理由について

ナウシカが幼い頃王蟲(オーム)を隠した理由について考察しました。

 

小さな王蟲を可愛がっていた

ストーリーの中で、ナウシカが腐海に落ち、幼い頃の夢を見ていた回想シーンがありました。

そのシーンでは、ナウシカは幼い頃に隠れて小さな王蟲を飼っていましたが、父親のジルに見つかり、取り上げられてしまいます。

ナウシカが

「来ちゃだめぇ!なんにもいないわ!なんにもいないったら!」

と訴えますが

「やはり蟲(むし)に取り憑かれていたか。渡しなさい。ナウシカ。蟲(むし)と人とは同じ世界には住めないのだよ」

「お願い殺さないで!お願い」

と言ったシーンがありました。

大人たちにとって「蟲(むし)」は共存できないもの。危険な生物として捉えていたのでしょう。

 

母親は蟲(むし)使いだった

原作ではナウシカの母親には、蟲(むし)使いの血が流れていたと描かれています

ですので彼女にもその血が受け継がれていて、

王蟲をはじめとする蟲たちと意思疎通ができたのではないかと言われています。

 

ナウシカは「虫愛ずる姫君」


ヒロインであるナウシカのアイディアとなった元ネタに、

日本の古典文学「堤中納言物語」に登場する

「虫愛づる姫君」があります。

これは、気味が悪いとされる虫を愛でているお姫様を主人公としたお話のこと。

幼い頃から既に「虫愛ずる姫君」だったナウシカにとって

王蟲は決して有害な蟲ではなく、尊ぶべき愛しい存在でした。

ナウシカにとっては人も虫も全て平等に愛し、

何者をも受け入れ癒してくれる聖母のような印象を持ちますね。

 

幼い頃飼っていた王蟲は生きていた?

幼い頃ナウシカが飼っていた王蟲(オーム)は生きていたのかについて
調べました。

 

「あの人」とは昔飼っていた王蟲の事?

父親に取り上げられてしまった王蟲は既に処分されていると思っていたナウシカですが、

王蟲へ「あの人が生きているの?」と話しかけたシーンがありました。

王蟲は言葉を話さないため、真相はわかりませんが、

「あの人」とは昔飼っていた王蟲の事ではないか?と言われていて、

出会った王蟲から、念話を使って話をし、生きていると伝えられたのではないかと思われます。

 

王蟲達は伝達能力がある

 

王蟲達は、仲間の感情や出来事を「他の全ての王蟲と共有できる」という能力を持っているため、

幼い頃に助けようとしてくれた王蟲が他の王蟲へと共有し、

ナウシカが守ってくれた事を伝えたのではないかと言われています。

原作でもナウシカに念話で話しかけた時、王蟲は昔から (彼女の子供の時から) 彼女を知っていたと言ったそうですので、

幼い頃から知っていたということは、やはりその時の王蟲が仲間へ伝達したのかもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ナウシカが幼い頃王蟲(オーム)を隠した理由について考察しました。

ナウシカが腐海に落ち、幼い頃の夢を見ていた回想シーンがありましたが

父親に取り上げられてしまいます。

泣きながら殺さないでと言っているシーンはとても印象に残っていますね。

ナウシカは幼い頃から「虫愛ずる姫君」

可愛い王蟲が殺されてしまうのは耐えられなかったのだと思います。

そして幼い頃の王蟲(オーム)は生きているのではないかと言われています。

真相は明らかになっていませんが

「あの人が生きているの?」と言ったセリフからも王蟲(オーム)は生きているのかもしれませんね。

ナウシカにとっては全ての生き物たちは平等で愛されるもの。聖母のような印象を持ちます。

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