プリティーウーマンは、売春婦が実業家と出会いエレガントなレディに変身していく、アメリカ的シンデレラストーリー。
素敵な王子様と出会い、売春婦だったビビアンの人生が逆転して幸せになると言う、
女性なら憧れるストーリーで、ロマンティックで大好きという声がありますが、
一方で気持ち悪い、嫌いと批判している声もあります。
なぜ気持ち悪いと言われているのか?理由とその意味を考察してみました。
プリティ・ウーマンが気持ち悪いと言われている理由
そいえば、こないだ
プリティーウーマン 観た。
ジュリアロバーツの可愛さを堪能した。朝から泡風呂入りたくなった、5時に起きなきゃ無理だけど。 pic.twitter.com/IT2Br6ddBJ— ☆hirondelle☆ (@hirondelle33112) December 1, 2021
最初は売春婦だったビビアン。周りからも屈辱的な扱いをされてしまいますが、
エドワードと運命的に出会い、二人は徐々に惹かれ合っていき、食事や洋服、あらゆるものが豪華になっていく日々。
女性が憧れるシンデレラストーリーですが、
気持ち悪いとか、女性を馬鹿にしているとも言われています。
それではその理由を深掘りしていきます。
売春婦とお金持ちの構図が引っかかる
この作品が名作とされていて現代版シンデレラなのは分かるけど、
やっぱり売春婦とお金持ちの男性という構図が引っ掛かってしまった。
男性目線の映画
女性は自分が娼婦で、金持ちにレディにされたい。という風には思ってない。
娼婦をレディにする、という発想自体が男性の考え方。なので、女性の自立などとは対極の映画だと思う。
女性から指示されるのが理解できない
「女性は“金持ちの男性に出会いたい”と思っている」という偏見を広めるだけで
なぜ指示されているのか理解できない。
面白さがわからない
成金が売春婦を買ってイチャつく、っていう
身も蓋も無いストーリーの映画で何が面白いのかわからない。
好き嫌いがわかれた感想についてまとめ
#プリティー・ウーマン(1990)
実業家とコールガールの恋の行方は…
これぞまさしく王道のシンデレラストーリー身体は売っても心までは許さないビビアン
がさつだった彼女が次第にエレガントに
ビビアンの笑顔はエドワードの心を揺るがすね
《教訓》
人生は諦めちゃダメ
そして素直に生きなくちゃね pic.twitter.com/oL366MvRyP— mikan (@d9af12na3wvRNlM) December 29, 2020
好き嫌いがわかれた感想についてまとめてみました。
【嫌いと言っている感想】
●何回も観たのだけど、いつも違和感を感じる。
娼婦だから仕方ないけど、
ジュリア・ロバーツの作品で一番嫌いな作品。
●カネカネ。お金があれば、なんでも出来る!なんでも買える! 人も服従させられます臭がまき散らされてる
●どーでもいい恋愛を、なんだかロマンチックな素晴らしいドラマであるかのような描かれ方。なんだか嫌いな価値観を押しつけられているみたいな気分になってしまった
とても厳しい声がたくさんありますね。
【好きと言っている感想】
●リチャードギアの優しい瞳とジュリアロバーツの色っぽさにやられた。
●ブランド街をショッピングするシーンは音楽もマッチしていてめちゃくちゃ格好良かった
●思わぬ出会いが人生を変えることもある、人生捨てたもんじゃない
●ジュリア・ロバーツの役柄がとてもかわいい!愛される人ってこんな感じだよな〜と思った
●シンデレラストーリーやっぱりいいなぁビビアンのキャラクター可愛すぎて最高
と、好きと言っている声も多くありました
リチャード・ギアも嫌いな映画だった?
ウォール街きっての実業家エドワード・ルイスに扮し、
現代版シンデレラストーリーの王子様役としての人気を不動のものにしたリチャード・ギアですが、
その後のインタビューでは
「みんなにこの映画のことを聞かれるんだけれど、もう忘れてしまったよ。馬鹿馬鹿しいロマコメ映画だったからね。
エドワードを見て、ウォール街の実業家がもてはやされたようだけれど、彼らが世界経済を崩壊させるきっかけを作ったんだから、それは間違いだったんだ。
さすがに今は、彼らはもっと懐疑的な目で見られているけれどね」
と語っていたそうです。
これはなんともびっくりな発言でした!
ジュリア・ロバーツは「小さくて大事な宝物」
批判も多かった映画ですが、
ジュリア・ロバーツはインタビューで
「あの映画にゲイリー・マーシャル監督がどんな魔法をかけたのか、わからない。でも、それは人をとりこにしたの。
今もまだ、人はあの映画について私に語ってきてくれるわ。あれは、私にとって、小さくて大事な宝物よ」
と語ったそうです。
彼女にとってプリティーウーマンは大ブレークするきっかけを与えてくれた映画。
大事な宝物だと思うのは自然なことだと思いますよね
まとめ
いかがでしがでしょうか?
プリティーウーマンは気持ち悪いと批判されている理由を考察してみました。
売春婦とお金持ちの構図が嫌だという声や、
成金が女性を買っている下品な映画と思う方が多かったのでしょうね。
まさかのリチャード・ギアもあまり好きではなかったとはびっくりしましたが
ジュリア・ロバーツはこの映画で大ブレイクしたので大事にしたいという気持ちが素直に現れていると思いました。
私は品のあるリチャード・ギアと素敵に変身していくジュリア・ロバーツが可愛くてとても好きな映画です。
何年経っても素敵な映画だなと思いました!
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