トムとジェリーといえば
ネコのトムとネズミのジェリーがケンカと追いかけっこを繰り広げるドタバタ劇。
そんな「トムとジェリー」が誕生して80年。
アニメと実写を融合させた映画「トムとジェリー」が公開され話題に!
映画のストーリーは、
セレブカップルの世紀の結婚式が行われることになったニューヨークの一流ホテルに、
いたずら好きネズミのジェリーが引っ越してきて、トムとジェリーの壮絶な追いかけっこが始まります。
映画は実写とアニメの融合化で、
リアルの世界に現れたトムとジェリーはまるでアニメから飛び出したような印象。
一体どうやって撮影しているのか、またトムとジェリーを2Dにした理由を解説!
トムとジェリー実写化の撮影はどうやってるの?
映画 実写版「トムとジェリー」
リアルの世界にトムとジェリーがまるでその場にいるような印象を受けます。
ホテルスタッフであるケイラがトムやジェリーに話しかけたり、アニメのキャラクター達に触れたりするシーンもたくさんあります。
トムとジェリーが壮絶な追いかけっこをしている最中にホテルの物を壊してしまったり・・
このような映像はどの様に撮影しているのかとても気になりますよね。
実際の撮影秘話などを調べてみました。
撮影用のダミーを用意
ダミーとして“立体版”のトムを用意し、
さらに等身大のジェリーやトゥーツ、頭部だけのスパイクやベンガルトラなど、
キャラクターの立体モデルを制作したそうです。
ゾウのダミーは実物大でありながら、動かすことも折りたたむこともできるそうで、
二次元キャラクターを立体化する際は、
新旧の技術を駆使して寸法を決め、3Dプリンターを使って一回り小さい本体を出力し、
その本体に発泡ポリエチレンのプラスタゾートという素材を貼り付け、フルサイズに仕上げ、
トムのダミーにはアルミニウムの芯材と発泡ポリウレタンを使って、
より柔軟性をもたせ、撮影時はキャストの演技に即座に“反応”できるように工夫したそうです。
※トムとジェリー公式サイトより
一部3DCGで作られているシーンもある
一流ホテルの中にジェリーが作ったお部屋があるのですが
部屋内部は全てCGIで作られているそうです。
そのお部屋はとてもゴージャス!
ただ、小さなドアは本当に作られた物だそうで、
ケイラがその小さなドアをノックするシーンはとてもかわいかったですね!
パペットを操る人形遣いや人間が演じて撮影していた
撮影現場では俳優たちがイメージしやすいようにと
パペットを操る人形遣いがいたそうですが、ブルドッグのスパイクは実際に人間が演じていたそうで、
ブルドッグのスパイクになりきり、地面を駆け回ったり、吠えたりしたそうです!
トムとジェリーを2Dにした理由
トムとジェリーの3DCG化は一切検討しなかったそうで、
実写版トムとジェリーでメガホンを取った「ティム・ストーリー」監督は
小さい頃から慣れ親しんだトムとジェリーが、お馴染みの姿そのままで登場して、
アニメらしく落っこちたり、半分に切れたり、コテンパンにやられたりする、ということが大切。
「2Dのままにすることで、トムとジェリーはトムとジェリーらしく見えるし、(3Dにした時のように)毛はどうする? といったことで悩まなくていい。
ぺちゃんこにされたりしても、絶対に死なないというね(笑)」
オリジナルの作風をそのまま生かしたかったので、主役のふたりと脇役の面々は二次元のキャラクターにとどめたそうです!
アニメと実写の融合で難しかったところ
アニメと実写の融合、撮影で難しかったところがあったのか、調べてみました!
撮影前に様々なことを決めておかなければいけないこと。
通常、役者がどう動くかは自由が与えられているものですが、
アニメキャラの動きが決まっているので、これに合わせなければいけなかったところが難しかったそうです。
THE RIVERより
まとめ
いかがでしたでしょうか?
昔から愛され続けてきたトムとジェリー。
実写版は本当に現実の世界にトムとジェリーが現れたかのような印象でしたよね。
そして撮影秘話を調べてみると、撮影用のダミーを作っていて、そこにいるかのように再現されていたり、実際に人が演じていたりと、こだわりが見えました。
ホテルで「ネズミ退治」として雇われることになったトム。
おなじみの追いかけっこで、相変わらず頭の良いジェリーにやられるトムですが、
笑いもあり、他のキャラクター達もとても可愛かったですね
私も幼い頃からよく観ていたトムとジェリー。
実写化されてとても楽しい映画でした!
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