ピーターラビットの映画と原作の違いとは?キャラ設定などを比較・考察

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映画
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世界中で長く愛されてきたビアトリクス・ポターの名作絵本「ピーターラビット」が、

2018年にハリウッドで実写映画化されてから

3年後に続編「ピーターラビット2」が公開となり、

映画『ピーターラビット』は、

原作シリーズの1作目となる『ピーターラビットのおはなし』と、

続編『ベンジャミンバニーのおはなし』を一部含んだ内容になっています。

映画は原作とイメージが大きく違うと話題になっていましたが、何処が違っているのかを調べてみました。

 

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ピーターラビットの映画と原作の違いとは

原作のピーター・ラビットはイタズラ好きのピーターラビットが、

マグレガーさんの庭でいたずらをし、

見つかって追われるが、結局脱出することができたという内容。

それでは映画と原作の違いを調べました

 

映画の方がピーター・ラビットの性格が悪い

原作のピーター・ラビットもいたずら好きでお母さんの言うことを聞かなかったり、

服や靴をしょっちゅう失くしたりするやんちゃな性格ですが、

映画ではいたずらの度が過ぎていて、

人の死を喜んだり、アレルギーを軽視したような描写もあり、

映画でのピーターは「性格の悪いうさぎ」という声が多くありました。

 

映画での妹たちはおてんば

ピーター・ラビットの妹。フロプシー・モプシー・カトンテールは

原作ではいつも仲良し。行ったら駄目と言われているマグレガーさんの畑にピーターが行っても

森で黒いちごを摘んでいる大人しいうさぎですが、

映画ではとてもやんちゃでおてんば。

服の色も原作では3匹とも同じ赤い色の服を着ていますが、

映画ではそれぞれ服の色が違います。

 

 原作では母親は生きている

映画で母親は死んだ後の物語となっていますが

原作では生きていて、せんじぐすりや「うさぎたばこ」などを売っていました。

 

原作ではマクレガーさんは生きている

ピーターはマクレガーさんの畑でいたずらをしていましたが、

ある日マクレガーさんが死んでしまいます。それに喜ぶピーターのシーンがありますが、

原作ではマクレガーさんは生きています

 

原作にはトーマスもビアも出てこない


ピーターは彼らの味方をしてくれているビアを慕いながら暮らしていましたが、

マクレガーさんが亡くなった後、宿敵トーマスが引っ越してきます。

マクレガーさんに負けず劣らずの嫌な男であるうえに、ビアとも接近するトーマス。

そんな彼をこの地から追い出そうとピーターは戦いを仕掛けていきますが、

原作にはトーマスもビアも出てきません

 

原作も怖い物語が多い


映画を観た人の感想から、映画が酷いと言う声が多いのですが、

ピーター・ラビットの原作も結構怖いお話が多いです

「ひげのサムエルのおはなし」では、
子猫のトムが大きなじいさんネズミのサムエルの家に迷い込むと、
体にバターを塗られ、
ねり粉で包まれ、猫団子にされそうになってしまったり・・・

意外とシュールなお話なのですね。

 

新しい冒険をさせたかった


ウィル・グラック監督は原作とキャラ設定を変えた理由について、

映画化の話をもらったときに、新しい冒険をさせることができるんじゃないかと考えたんだ。

原作の中のピーターは非常にシンプル。

「マグレガーさんの畑にだけは、行ってはだめですよ」とお母さんに言われている。それでも庭に行って怒られるという物語。

そこから要素をピックアップして、やんちゃなところ、言うことを聞かないところ、いたずらっ子なところを膨らませてキャラクターを作り出していったんだ

と、インタビューに応えています。

原作を忠実に再現した映画かといわれると、実はまったくそのようなことはありません。

ファミリー映画というよりもむしろコメディであり、そしてまさかのアクション映画でもあります。

Real Soundより引用

 

まとめ

いかがでしたでしょか?

ピーター・ラビットの映画と原作との違いを考察してみました。

原作はとてもシンプルな物語なので、ウィル・グラック監督は新しいキャラクター設定にしたかったようですが、

原作も動物が食べられてしまったりと、結構シュールな部分が描かれていたりします。

原作と映画を見比べてみるのもまた違った楽しみがあると思います。

 

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